最近巷を騒がしている、ジャニーズ所属のアイドルグループ「嵐」の活動休止を受け、推し事について書いてみたいと思います。
推し事はね、「会いに行く」
これがね、すごい大きな意味を持つんですよ。
私は昔ドルオタでした。
女の子のアイドルグループが好きで、大好きな推しがいました。
その時は、自分の仕事も忙しく、肉体的にも精神的にもギリギリの状態で毎日を過ごしていました。そんな中、張りつめた毎日の唯一の癒しが推しの存在でした。
新曲が出れば複数枚購入していたし、リリースイベントやコンサートがあれば遠征したりと、推し事はもはや生活の一部でした。その時できた友人とはもう数年の付き合いになります。
私は未だに思うんですよ。
「全力で推し事しててよかったな」って。
私が推してた時期はまだ、1mほどの距離でライブを見る機会がありました。チケット運が良ければ、目の前で推しのパフォーマンスを見る事が出来ました。
目の前の推しの輝きはDVDでは感じる事ができないものです。細かな表情もばっちり見えます。さらに、そのあと握手会で気持ちを伝えることができます。
私の推しはその後大きくなっていきました。
初めての武道館ライブの時は本当に嬉しくて、楽しくて、泣きました。
小さなステージで頑張っていたのを知っているから、感動もひとしおでした。最高のステージでした。
もし、誰もライブに行かなければ、武道館でのライブは実現しなかったでしょう。推しの活動を支えるのは紛れもなくファン達です。ファンがいるからこそ、活動が継続できます。継続できなければ、武道館で輝く姿は見れませんでした。
もし、推しがいるのならば是非会いに行ってください。会えるうちに。
推しの活動は永遠ではありません。
人気がでなければ継続は難しいでしょう。
それだけではありません。規模が大きくなれば、直接会って思いを伝えることもできなくなります。自分の存在を覚えてもらうのも一苦労かもしれない。
だから、推しがいるのならば是非会いに行ってください。早いうちに。
一人一人の支えが推しの輝きに繋がります。
推しに会えなくなった時、思い出がないのは寂しすぎやしませんか?
推しが小規模であればなおのこと。
だって、活動やめたら絶対会えないから、何してるかもわからなくなっちゃうから。
「あの時会いに行けば良かったなぁ」
なんて、あとで思ってもどうしようもないから。
私にできるのはほんの小さな応援だったかもしれません。だけど、実際会いに行って応援できたことによって、ほんのちょっとだけど力になれたのが嬉しいのです。全力で推してたからこそ、推しの人生に関われたという喜びがあります。
だからね、推し事は「会いに行く」
これがね、すごい大きな意味を持つんですよ。
推し達は、皆さんが会いに来るのを待っています。
《おしまい》