おしりを出してる人の日記

巨尻の総合エンターテイナー。

バズりそうでバズらない、少しバズる日記

f:id:ketsufessional:20190207121336j:image

 

心の準備は完璧に仕上げてある。

あとは記事のみ。バズる記事のみなのだ。

 

「それが〜一番大事〜」

 

呑気に流れる大事MANブラザーズ。

うるせぇ!わかっとるわい!

 

私はバズりたい。

しかし、私にはバズる記事を書く才能がない。

 

 

私のブログに書いてあることは、私の日常を手荒くちぎって、米でくっつけたような適当なことばかり。

 

私はみんなが呆れ返る、しょうもないことをたくさん書きたい。人生にはおよそ必要もなさそうな無駄なものをたくさん書きたいのだ。はてなブックマークなんかおよそ付きそうもない、どうにもならないやつを。

 

でもそれはあんまり心に刺さらないかもしれない。

 

はぁ、病んだ、ライフハック書こ

 

↑これ最近の口癖。

 

何かと言いがち。

でも、ライフハックなんか書けない。

 

ああ、神さま。

私にライフハックをお授けください。

出来ればキャッチーでバズりやすいライフハックをお授けください。

ただし、炎上はしたくありません。

お願いです神様。

炎上せずバズるライフハックをお授けください。

 

とりあえず私は神に祈りを捧げた。

今のところは未読無視されてます。

神様のレスは遅い。

たまに死んでからわかることもある。

 

頼むよ、神さま、死ぬ前に授けて。

 

この記事を読んだそこの美男美女!

私にはわかる、そなたは美しい。

ちょっと読者登録してってみ?

全然ためにはならんけど、私が喜ぶ。

 

みなさんはバズったことがありますか?

私は知りたい、皆のバズり体験。

教えておくれよ、バズり体験。

 

 

私のブログは無駄に溢れている。

だけど、それは面白いものであってほしいな。

 

 

とりあえず神からの返信はありません。

 

 

《おしまい》

人生において本当に大切なこと10選

f:id:ketsufessional:20190207093132j:image

 

⑴朝のあと5分はやめとけ、結局30分くらい寝てまう。

 

 

⑵朝ごはんはちゃんと食べろ、力が出ない。

 

 

⑶昼飯は食べすぎるな、午後寝てまう。

 

 

⑷野菜もちゃんと食え、栄養が偏る。

 

 

⑸夜は早く寝ろ、夜更かしすると朝が辛い。

 

 

⑹適度に息抜きしろ、肩がこる。

 

 

⑺我慢しすぎるな、いつか爆発する。

 

 

⑻ユーモアは味方や、困った時は考えろ。

 

 

⑼それでもダメなら助けを求めろ、別に恥ずかしくない。

 

 

⑽自分を大事にしろ、幸せになれ。

 

 

《おしまい》

女子力の高い女性のスマホは果たしてヌルヌルなのか?

f:id:ketsufessional:20190206202050j:image

 

「女子力」という単語が世に出始め、わりと月日が経ちました。いまだにその正体については方々で熱い議論が交わされています。

 

女子力なのか、ネッシーなのか、はたまたビッグフットなのか。各専門家達はその正体を血眼になって追っているとかいないとか。

 

例え火の中、水の中、草の中、森の中、土の中、雲の中、あの子のスカートの中にまで、様々な勢力でもって日夜努力を重ねている、という噂を聞きました。夢で。

 

ただ、ウィキペディアにはこう書いてありました。

 

《輝いた生き方をしている女子(一部の男子)が持つ力であり、自らの生き方や自らの綺麗さやセンスの良さを目立たせて自身の存在を示す力》

 

わからん。

もはや女子なのか、男子なのかすらわからん。

輝いた生き方ってなんだ。舐めとんのか、おい。

場末の酒場で飲んでる私はさぞ輝いとるぞ。それはもう、エレクトリカルパレードぐらいはすごいぞ。

 

そんなこんなで、その存在は未だ謎に包まれているわけです。

 

ただ私の中で一つ、その正体の一部を掴んでいます。それこそ

 

「ハンドクリームを塗るかどうか」

 

これです。

女子力の正体はわかりませんが、なんだかちゃんとしている女子はいつでも忍ばせているのです。そう、ハンドクリームを。

 

しかも薬局の片隅で埃をかぶっている、おばあちゃんの小銭入れみたいなキャップのやつではありません。

 

パステルカラーに花柄など、もはや勝負パンツくらいの華やかさ。もはや勝負パンツと呼んでよいのではないか、いやそれはウソ。

 

そのもはや勝負パンツに勝るとも劣らないハンドクリームですが、私は果たして塗るのかどうか

 

 

もちろん、塗りません。

 

 

なぜかというと、それはもう断然スマホが使いにくいからです。

 

塗った瞬間からヌルヌルの地獄が始まります。

 

「なんだこれ、悪魔の実でも食べた?ヌルヌルの実?」

 

なんの役にも立たんそれ、ただヌルヌルするだけ。ハイパーハイリスクノーリターン。

そんなもんは、あいつに任せとけ、オレンジのキャップのやつや。

 

私は気になるのです。

ハンドクリームを塗る女性のスマホがどうなっているのか?

 

今日ハンドクリームを塗りました。

厳密に言えば、ヴァセリンを塗りました。

 

するとどうでしょう、すぐさま私もヌルヌルの実の能力者です。

 

当然スマホはヌッルヌル。

画面もボディもヌッルヌル。

 

画面は指紋まみれ、汚い、すごい汚い。

女子力にあるまじき汚さ。

 

私は気になるのです。

ハンドクリームを塗る女性のスマホがどうなっているのか。

 

だから聞くことにしました。

ヌルヌルになったスマホを見つめ探します、女子力の高そうな人間を。しかし、なかなか見つからない、連絡できる相手。悲しき人脈の無さ。泣くな、私、ファイト、明日を見つめて生きろ。

 

 

もう見つからないのでは?と半ば諦めた矢先

 

発見しました

 

パステルカラーに花柄の、もはや勝負パンツくらいの華やかなハンドクリーム使いを。

 

 

 

そう、うちの母です。

 

 

やった!やっと見つけた!

私の心は踊りました。激しく踊りました。

MCハマーを。

ただ、私はあることに気付きました。

 

 

 

ガラケーやん?

 

 

そう、母はガラケー使い。

 

 

 

真相は全て闇の中。

女子力も、ハンドクリームを付けた手で触るスマホ画面の謎も。

 

 

まだまだ、この世には多くの謎が存在するのです。

 

 

《おしまい》

節分の小さな戦い《今週のお題》

f:id:ketsufessional:20190206135026j:image

 

錆びついたサッシと、所々濁った窓がまるでこの世の終わりかのように外の風景を切り取っている。

 

サッシの額から見えるのは、古びた煙突から吐き出される重い灰色の煙。それはまるで意思を持つかのように、グネグネと形を変えながら長年の汚れで淀んだ空の一部を作り出している。

 

「とんだ所に来てしまったぞ…」

 

石田は途方に暮れていた。

そこは工場の片隅、一番日の当たらない薄暗い保管庫だった。

 

周りの者たちは、各々準備をはじめている。

ある者は体を磨き、ある者は祈りを捧げていた。

 

今日は節分だ。

今から彼らは鬼を倒しに行く。

正確には、鬼を追い払うための武器となる。

 

そう、彼らは豆だ。

人間たちは、彼らをぶつけて鬼を追い払うのだ。

 

彼らの体はとても小さい。体長1cmほどしかなかった。

 

石田は始めてそれを知った時驚いた。

 

「あんな小さな体で、鬼を追い払うことができるのか…」

 

石田はそう思った。

さらに、この地域の鬼は年々強くなってきているという。その噂を聞いて石田は心配になった。

 

ほかの豆たちが戦いへの準備を進める中、石田はただ佇む事しかできなかった。

 

「どうしたんですか?」

 

石田を見かねた一人の豆が、声をかけてきた。

 

「いや、なんでもないんだ」

 

石田は動揺を悟られないように答えた。

 

 

実のところ、石田は豆ではない。

石田が生まれたのは大豆加工工場勤務の男のへその中だった。

 

石田はへそのゴマだ。

 

特大のへそのゴマだ。

 

ゴマとは名ばかりでゴマですらない。

男が夜勤中にへその掃除を始めたことにより、転げ落ちて豆たちに混入してしまったのだ。

 

とんでもない事故である。

だが、今はそれどころではない。

 

石田はただの垢なのだ。

鬼を倒す訓練を受けたことがない。

 

石田はへそから転げ落ちた時、最初はとても嬉しかった。

 

感じたことのない感覚だった。

ずっとへそに密着していた体に、初めて風を感じた。

 

「これが、自由なのか…!!」

石田は生まれて初めて開放感を感じた。

 

だがその喜びも長くは続かなかった。

「この地域の鬼を追い払いにいく」

それは、今までへそで呑気に暮らしていた石田にとって、なかなか受け入れがたいものだった。

 

「俺はへそのゴマなんだぞ…一体どうするんだよ…」

 

そんなわけで、石田はただただ佇む事しかできないでいた。

 

ビーービーービーーー

 

突然、工場内に耳を割くようなサイレンが鳴り響いた。石田の鼓動は早くなった、

 

「もう、来てしまったのか…!」

 

保管庫に人間たちがなだれ込んで来た。

手当たり次第に豆を袋に詰めて行く。

石田もほかの豆たちと袋に詰められた。

 

石田の体は他の豆に比べて湿っていた。

汗なのか、その他の何かなのかはわからない。

 

「鬼が来たぞーーーー!!!!」

 

人間が叫ぶのが聞こえる。

石田は身構えた。

袋越しに見えた鬼はとても大きかった。

おそらく、体長3mを超えているだろう。

 

袋に手が入ってきた。

石田は他の豆たちと一緒に握り込まれた。

 

指の隙間からは豆たちの断末魔が聞こえた。

石田は体が震えていた。

 

その時はすぐにやってきた。

石田の体は放り出された。

クルクル回転しながら宙を舞った。

非常にゆっくりに感じたが、実際にはなかなかのスピードだった。石田を投げた人間は、野球を嗜んでいたのだ。

 

「もうだめだ」

 

そう思った。

石田の体が鬼の顔面にヒットした。

それはちょうど鼻のあたりだった。

 

 

「ぎゃああぁぁぁあああ!!!!」

 

鬼が突然悲鳴をあげた。

 

「くさいっ!なんだこりあぁぁ!!!」

 

鬼にぶつかった瞬間、石田の体にヒビが入った。そして、その隙間からはとてつもない悪臭がしていた。

 

鬼は一目散に駆け出した。

 

「勝った…のか…?」

 

石田は負傷した体を引きずって、逃げ帰る鬼を見つめた。

 

「やったぞーーーー!!!鬼を追い払った!!」

 

人間たちが歓声を上げている。

他の豆たちが寄ってきた。

 

「やったな!!お前のおかげだ!!」

 

豆には鼻がないようだ。

石田は誇らしかった。

 

そのうち、人間の一人が石田に気付いた。

 

「ぇえ!?!?くさっ!!

なんだこれ豆じゃないな…!これが原因か!!鬼を倒したのはこいつだ!!」

 

石田は誇らしかった。

男のへその中では感じた事がない喜びだった。

 

人間たちは石田を表彰し、石田を工場の一番日の当たる壁へ額に入れて飾った。

 

 

それ以降、この地域では節分の鬼払いにチーズをコーティングした豆を使うようになったという。

 

 

《おしまい》

 

 

今週のお題「わたしの節分」

【読ムライブ】全力ディフィカルト

f:id:ketsufessional:20190206073421j:image

 

今日は!

私たち「全力ガールズ」のライブに来てくれてありがとうーー!!

みんな全力してるーー???

 

今から新曲を初披露したいと思います。

私達の全力が詰まったこの曲を聴いてください…!!

 

せーのっ!

 

『全力ディフィカルト!』

 

 

「全力ディフィカルト」

 

作詞・作曲:犬爪ポチ

 

心臓破りの坂  全力で駆け抜けて

気付いたら  中腹で倒れてる

太陽が  キラキラ  私はギラギラ

全身スパンコールの服

 

気になるあの人の  横顔に

全力ノックでノックアウト

ノックアウト

 

連打でリセット  サンセット

負けたら逆ギレ

乙女心は  ディフィカルト

朝からご飯は大盛り  3合目

乙女心は  ディフィカルト

 

 

バイキングの店  絶食3日目

食べまくったら  出禁になる

不意に腕まくり  私はむきむき

キラキラアクセは50kg

 

職場の上司の  横顔に

全力ノックでノックアウト

ノックアウト

 

海で日光浴  日焼けでモテモテ

焼き加減は  ディフィカルト

寝相が独特  気付けばブラジル

人生は  ディフィカルト

 

もし、幻の、ツチノコに…

会えたら一攫千金

 

 

 

いかがでしたでしょうか!

ニューシングルは本日より発売です!

全力で56形態出るから!みんな全力で買ってね!!

 

今日は!私達、全力ガールズのライブに来てくれてありがとうございました!

 

この後、全力物販もあります!

ニューシングル56形態ご用意してお待ちしてます!!

 

それでは私達!

全力ガールズでした!

 

またねーー!

 

 

《おしまい》

 

絶壁住みのヒロシ

f:id:ketsufessional:20190205205033j:image

 

「俺はなんて、ついてないんだろうか…」

 

忘れ去られた溜池の底に沈む、真っ黒な泥から発せられたような響きだった。

 

「ついてない」

 

それはヒロシの口癖だった。

この世に生を受けてから、毎日欠かさず呟き続けている。

 

ヒロシが住むのは、佐々木のぞむ(♂)の後頭部にある、直径3mm程の小さなホクロだ。

そこから頼りなさげに生える1本の毛が、まさしくヒロシだった。

 

生まれた時からずっとそこに存在していたが、その存在は主人である佐々木にすら知られていないあまりに小さく意味を持たないものだった。

 

「膝の安田ですら認知されてるのにな…」

 

 

膝の安田は新入りだ。

2週間前、佐々木がアツアツの肉まんの中身を股間に落とした時、有り得ない体勢で転倒して出来た痣が安田である。

 

佐々木はしばしば全裸で食事をする。

それに関しては、ヒロシも佐々木の家族もドン引きしていた。

 

ヒロシは自分の境遇を恨んでいた。

ヒロシが住む佐々木の後頭部は絶壁だった。

その絶壁のちょうど真ん中あたりにヒロシは位置している。

 

「絶壁に生えてるなんて最悪だ…」

 

生まれた時から佐々木は絶壁だった。

佐々木はクラスメイトから密かに「垂直」というあだ名をつけられていたし、寝るときはほとんど上向きで眠るのだ。

 

夜になるたび、ヒロシは憂鬱だった。

枕と後頭部に挟まれて窮屈な思いをしなければならないし、朝には独特の寝癖がついてしまう。その寝癖は家族から「呪い」と恐れられ、全裸で食事をするよりもドン引きされていた。

 

ヒロシは頭頂部に生えている毛達が羨ましかった。頭頂部に生えていれば窮屈な思いもしなければ、呪いのような寝癖も付かない。視界には空が広がっており、さながらタワーマンションの最上階のように感じられたのだ。

 

ヒロシの夢は、いつか頭頂部に生えることだった。それだけがヒロシの望みだった。

 

ある朝ヒロシが目を覚ますと、わずかな違和感を感じた。ふと隣を見てみると、新しい毛が生えていたのだ。

 

その毛は他の毛とは全く異なっていた。

白く輝いていたのだ。

 

ヒロシは毛根が緊張するのを感じた。

 

「はじめまして、カオリと申します」

 

その毛は、聞いたことのない澄んだ声で話しかけてきた。

 

ヒロシは小さな声で「どうも」と返すのが精一杯だった。

 

「ここはどこですか?」

 

ヒロシは躊躇した。

この、生まれたばかりの美しい毛に真実を伝えるのが心苦しかった。

 

「佐々木の…後頭部です…絶壁のちょうど真ん中あたり…」

 

ヒロシは正直に話した。佐々木は直毛なのだ。

曲がったことは言うことができない。

 

すると、カオリは白くて滑らかな体を揺らしてこう答えた。

 

「まぁ!それは素敵ですね!」

 

ヒロシは面食らった。

絶壁が…素敵?一体どういうことなのか。

 

「い、一体どういうことですか…?」

 

「人と違うって素敵じゃないですか!」

 

カオリは他の毛とは違う、白い体を真っ直ぐ伸ばし凛として答えた。

 

「人と違うのは…素敵…」

 

ヒロシは毛根が熱くなるのを感じた。

体が少し揺れていた。

 

「佐々木さんって癖っ毛なんですか?」

 

「朝は寝癖が酷くて、家族には呪いって呼ばれてますよ。本当は直毛なんです」

 

「ふふ、そんな気がしました」

 

カオリは笑ってそう言った。

ヒロシはその顔に見惚れてしまった。

 

 

それ以降ヒロシから「ついてない」という言葉を聞くことは無かったという。

 

 

《おしまい》

メルヘンチックな妄想と私の勤労意欲

f:id:ketsufessional:20190205132522j:image

 

「大きいホットケーキを布団にして寝たらさぞ気持ちが良いだろうな」

 

メルヘルチックモードが発動すると、しばしば脳内に現れるホットケーキの布団。それは、あたたかくて、柔らかくて、甘い香りがする。お腹が減ったらちょっとつまんで腹を満たせる。食欲と、睡眠欲が同時に満たせる優れものだ。

 

コットンの白いワンピースに長い栗色の巻き毛、頬にはそばかすを散らしたチャーミングで活発な女の子になりたい。友達はユニコーン、森の泉には人魚が住んでいる。

 

だが、現実はというとヨレヨレのTシャツにユニクロジーパン。髪はボサボサで顔は脂ぎっている。そばかすの代わりに吹き出物がチラホラ。友達は酒クズで、近所の川は日本有数の汚さ。

 

現実との乖離が凄まじい。

メルヘルチックモードは別名現実逃避モード。

お金のかからない無職の楽しみの一つ。

 

最近は金欠に拍車がかかってきました。

比例して加速するメルヘルチックモード。

 

ホットケーキの布団で寝てみたいし

コットンのワンピースを着たいし

栗色の巻き毛になりたいし

そばかすを散らした顔に屈託のない笑顔を浮かべたいし

ユニコーンにのって、森の泉の人魚へ会いに行きたい

 

 

だけども、それより強く私が欲しているものがあるんです。

 

 

それは

 

 

 

 

 

 

メルヘルチックモードは別名現実逃避モード。

それを上回る金欠の現実。

メルヘンよりも金をくれ。

メルヘルよりも金が欲しい。

 

ユニコーンが言ってる

「働きなさい」

と。

 

森の泉の人魚が言ってる

ハローワークへ行きなさい」

と。

 

コットンの白いワンピースを着た私は何をしているかというと、ソファをあたためながら昼ごはんの事を考えている。

 

 

ユニコーンも人魚も呆れて見てる。

 

 

「ああ、金の卵を産むニワトリが欲しいな」

そしたら買うんだ、大きいホットケーキの布団。あたたかくて、柔らかくて、甘い香りがする。お腹が減ったらちょっとつまんで腹を満たせる。食欲と、睡眠欲が同時に満たせる優れもの。

 

 

メルヘンチックモードは別名現実逃避モード。

お金があれば叶うかも、メルヘンチックな妄想。

 

 

こうして、私の労働への意欲は日々向上しているのです(ソファをあたためながら)

 

 

《おしまい》